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海外のモデル事務所に所属する方法 (3) -事務所へのアプローチ編-

こんばんは、
先週は何かと忙しくさせていただいたため、それを言い訳に更新を滞らせていました、只今猛反省中です、
SHIZUKIです。


お待たせいたしました。
今回は、海外のモデル事務所に所属する方法 第三弾 -事務所へのアプローチ編- ということで、前回つくったリストと共に実際に事務所に連絡を取っていきます。

前回までの流れ↓
海外のモデル事務所に所属する方法 -考えられる3つの手段- - BACK TO ROOTS
海外のモデル事務所に所属する方法 (2) -事務所のリストアップ編- - BACK TO ROOTS


事務所の面接を受けるまでの方法は、私が知っている限りでは3つあります。
情報が不確かなものを1つ含めると4つですね。
アポイントメント(面会の約束)を取るか取らないかで、その後にとる行動も変わってくるので、自分に合った方法、または自分が行く国や都市によって適切だと思う方法を選んでください。



では、順番に説明していきます。

1. 事前にアポイントメントをとる

面接の約束を事前にとる場合に考えられる連絡手段をご紹介します。

1-1. メールを送る

事務所にメールを送ってアポイントメントを取る方法です。
前回の記事にも書きましたが、事務所が複数のアドレスを持っている場合、リストに控えたアドレス全てに送っても構わないのではないかと思います。どのメールアドレスを頻繁に確認している、または使用しているかわからないので。(個人的な意見です)
私はメールに以下の内容を主に書きました。

・自己紹介、簡単な挨拶
・事務所に所属したい旨、面接をして欲しい旨を伝える
・詳細なプロフィール(身長、スリーサイズなど)
ポートレート、資料写真を添付する

以上の情報は必要最低限なので、他に自分が必要だと思う情報は付け加えてください。そして各事務所のHPを確認し、向こう側が必要としている情報も書きましょう。

1-2. Application Formから応募する

事務所のHPにあるApplication Form(モデル応募用のページ)を利用する方法です。
一からメールを書かなくても、フォームを埋めて送信するのみ。便利です。

1-3. 書類を郵送する

応募用の書類の郵送先をHPに載せている事務所もあるくらいなので、郵送という手段ももちろんあります。 しかし海外に郵送するとなると何かと手間や時間がかかるので、メールを送る方が手っ取り早いのではと私は思います。

1-4. 電話をする

日本から、または現地についてから事務所に電話をする方法です。
「アポイントメントなしで突然事務所を訪れるのはちょっと...」という人は事前に電話をするという選択肢もあります。
私は電話でアポイントメントをとったことはないのですが、私の日本の事務所のマネージャーが以前「外国人のモデルから英語で電話がかかってくることがある」と言っていたので、この方法を行っているモデルさんもいる模様。ですが、電話をかけた時にどのような対応をされるかは各事務所で異なるでしょう。


以上がアポイントメントを取りたい時の連絡手段です。
返事は(悪い知らせも含め)すぐ返ってくる場合もありますし、待てど暮らせど返ってこない場合もあります。
もし色々な方法を試して、アポイントメントが取れなかったとしても、諦めるのはまだ早い
アポイントメントなしでもアプローチをする方法はあります。次っ!

2. Open Call/Open Castingに行く

前回の記事で説明しました、Open Call/Open Castingを利用する方法です。
集団オーディションの場合などは事前にネットで登録をする必要があったり、参加できる年齢や身長の制限が定められていたりするので注意が必要です。
Open Callが頻繁に行われている国や都市もあるので、日程が合うのであればこの制度を使わない手はないと思います。

3. 現地でオフィスに突撃訪問する

アポイントメントが取れなかった場合、もしくはあえて取らない場合は、アポイントメントなしでオフィスに訪問する方法もあります。
「え、アポイントメントなしで大丈夫なん?」って思いますよね。けれど、この方法で所属を決めたというモデルさんの話は少なからず耳にします。

私はこの方法を試したことがないので、真相を確かめるべく私のシンガポールの事務所に聞いたところ、
「アジアンもコケージャンもアポなしで来る子は結構いるよ。きちんと対応はするけど、アポイントメントを事前に取る方がもちろん良いし、そっちの方が礼儀正しいよね。」との回答が返ってきました。

ですよね~。ごもっともでございます。
けれど、アポイントメント取りたくても取れなかった時は致し方ないのかもしれない...
私は事前にアポイントメントを取った事務所しか受けなかったのですが、この方法でアポイントメントが取れなかった事務所も訪問したらよかったかなぁと今は思います。

けれどやはりこの方法だけだとリスクが高いですし、どれくらい受け入れられるかは国や都市、または事務所によって変わってくるでしょう。
私が言えることは"アポなし訪問はシンガポールでは特別珍しいことではないけれど、事前にアポイントメントを取るほうがより良い"となります。

注意事項は、事務所はどの国も基本的に土日休みなので、平日の営業時間を調べてから訪ねることです。
ブッカーがオフィスにいないこともあるので、ランチの時間帯は外したほうがいいでしょう。

4.(おまけ)SNSを通じてスカウトしてもらう

私がインスタグラムで情報収集をしていたときに発見した方法なのですが、何せ情報が不十分なので"おまけ"ということにしておきます。

これはインスタグラムを通して事務所にスカウトしてもらう方法です。事務所が作ったスカウト用のハッシュタグを自分の写真のコメント欄に入れて投稿し、事務所側がその写真を見て興味を持った場合は連絡をしてくれるというものです。
スカウト用のハッシュタグは各事務所のインスタグラムのアカウントを確認してください。(例:#事務所名scoutme)

これは画期的。けれど、どれくらいの頻度で投稿を確認しているか、実際に面接に繋がるかなどはわからないので、成果が未知数な方法と言えます。
もしインスタグラムをきちんとブランディングしている方であれば、インスタグラムを通して事務所のアカウントにアピールをするのは効果的かもしれません。(事務所のアカウントに直接DMを送ってみる等)
あくまで個人的な考えなので、もし興味があれば試してみてください。



以上、事務所にアプローチをする方法のご紹介でした。
私が知らないだけで他にもアプローチをする方法はあると思います。

もちろんこれらの方法でアプローチをしても、上手くいかない場合もあるでしょう。
けれど一度や二度、上手くいかなかったからといって諦めるのはもったいないと思います。
上手くいかないときは、方法を変えたり、時期を変えたりすることも大事ですし、所属できなかった事務所からフィードバックをもらって自分の改善点を知るのも1つの手だと思います。

海外のエージェンシーって気紛れなことが多いので、予期せぬ形で所属が決まることもあるはず。
大事なのは試行錯誤しながら、挑戦し続けることだと思います。

NEVER GIVE UP精神を掲げて、共に頑張りませう。


以上、3回に分けてお送りしました -海外のモデル事務所に所属する方法- これにて完結。
本当はメールの詳しい書き方や、面接時のアドバイスも書きたかったのですが、これらはまた番外編として更新できればと思います。

私の個人的な意見も多く、不確定な情報も多々ありましたが、これから海外でモデル活動をしていく方々にとってこれらの記事が少しでもお役に立ったら幸いです。

みなさんの海外への挑戦が実りあるものとなりますように。


御武運を...


ではっ saraba!