【ミラノに来たら】アペリティーボという名の最強文化【試して欲しい】
ボンジョールノ!水だと思って1.5リットルのボトルを買ったら炭酸水だったという経験を3回しました、SHIZUKIです。 その内一回は、蓋を開けた瞬間にジョババババ〜と炭酸が溢れ出し、床が浸水いたしました。 aacqua naturaleと書いていたら水、frizzanteやgassataと書いていたら炭酸水だとさすがに学びました。イタリア語がわからないので、スーパーで買い物をする度に辞書とにらめっこしております。(遠い目) さて、本日はイタリアに来たら絶対試して欲しい、素敵なカルチャーを紹介したいと思います。 その名も、アペリティーボ -Aperitivo- アペリティーボとは、イタリア語で本来「食前酒」を意味しますが、実際は夕食の前に軽食を食べながらお酒を嗜むという意味で定着しています。 イタリアの夕食は遅く、20時〜21時を過ぎるので、その前に軽く一杯楽しみましょうということで広がった習慣だそう。所謂ハッピーアワーみたいなものです。 ただアペリティーボ発祥の地、ミラノでは軽食といっても、ドリンク一杯に対し、たくさんのおつまみがついてきたり、ブュッフェスタイルで好きなだけ料理を食べれたりと本当にお得感満載。 本当はお酒が好きな私は、ミラノに来たら絶対アペリティーボしたい!と意気込んでいたのですが、仕事柄、普段はお酒は節制しており(すごく浮腫んでしまう&食欲が増してしまうため)、ミラノでもずっと行くタイミングがなかったのです。 ですが金曜日の晩、翌日が休みだと判明したため、日本人モデル4人で念願のアペリティーボに行ってまいりました。 今回はミラノのグルメ事情に精通しているRちゃんにキャスティング終わりの場所から近いところを選んでもらい、センピオーネ広場の向かいにある "BhangraBar" というバールに行きました。 アペリティーボの時間帯は店によって異なりますが、だいたい18時から始まり、夕食が始まる21時頃に終わります。 "BhangraBar"のアペリティーボは18時から始まるのですが、私たちがお店についたのは17:45。15分のフライングをしましたが、すんなり中に入れてくれました。 店内に入るとそこに待ち構えていたのは、これでもかという程の食べ物たち。 ピザやパスタ、チーズやハムはもちろん、デザートも盛りだくさん。 これらがドリンク一杯のお値段についてきます。店にもよりますが、値段の相場は€6~15ほど。 こちらのお店は、ドリンク単品は約€8で、ブュッフェ付なら€12でした。ワインやビール、様々なカクテルから選べます。 ワンドリンクとこれだけの料理を食べ放題で€12… €12は現在のレートだと、約1,500円。 控えめに言っても、最高。 とりあえず乾杯もそこそこにお皿を掴み、店内を駆け巡るモデル4人。店内は一瞬で戦場と化す。 €12だし、料理のクオリティーは低いんじゃない?と思いますよね? いえ、お味も満足でした。お店がアジア系なのか中華風の炒め物やカレーなどもあって、イタリア料理以外も楽しめます。小麦グルテン大国イタリアで食べるお米は染みる。 カクテルも美味しかったです。アルコールがきちんと強め。 テラス席も雰囲気良し。 お店は金曜日の夜だからか、19時くらいにはほぼ埋まっていて、20時頃には列ができていました。 行くなら早い時間帯がよいかもしれません。 美味しいお酒と食事を楽しみながら、4人でたくさん話して、素敵な夜を過ごせました。 もうアペリティーボ様様です。(合掌) 他にもミラノにはたくさんのお店で独自のアペリティーボが楽しめるので、今後もタイミングがあれば、色々なお店に行ってみたいです。 特に運河沿いで有名なナヴィリオ地区はアペリティーボが盛んな場所らしいので、帰る前に必ず行こうと心に誓っております。はい。 ということでイタリアの素敵文化、アペリティーボの紹介でした。 イタリアは本当にご飯が美味しいので、体系を維持するのが大変です。 今日も誘惑に耐えながら頑張って生きております。 BhangraBar ■住所 Corso Sempione, 1, 20145, Milano MI ■電話番号 02 3493 4469 ■URL http://bhangrabar.it/ あー、毎日アペリティーボしたい。 では、Ciao~