【シンガポールで】Tiong Bahru Market【自炊するなら】
こんばんは。
前回の記事「ANICCA」を多くの方に褒めていただき、
大学入試の国語の試験で満点を採ったミヅキさん(この人は一体何者なのだ)からも「いい文章読んだわ~」と電話で言っていただき、
感無量です、SHIZUKIです。
話が変わりますが、私は料理が好きです。(唐突)
料理をしていると心が安らぎます。
私のストレス解消法の1つだと言っても過言ではありません。
料理番組を見るのも大好きです。
以前、私の家族はhuluで1つのアカウントを共有していたのですが、
履歴が”キューピー3分間クッキング”や”MOCO'S KITCHEN"などで埋め尽くされているのを見た弟に
「誰やねん、こんなアホみたいに料理番組ばっかみてるやつw」と嘲笑われたくらいです。
そんな私はシンガポールに来てからも自炊を楽しんでいます。
シンガポールで外食ばかりしていると食費がかさみますし、ホーカーやフードコートに行くと美味しいローカルフードを安くで楽しむことができるのですが、栄養バランスが偏ってしまうので自炊は欠かせません。
来た当初は近所のスーパー”Fair Price”で買い物をしていたのですが、お肉も野菜も魚も鮮度に欠ける。あまり美味しくない...
ということで、美味しい食材を求めてサーチした結果、家からバスで15分程の場所に市場があることを知りました。
その名も、
チョンバルマーケット -Tiong Bahru Market-
神々しいお姿。
Tiong bahru Market
30 Seng Poh Rd, Singapore 168898
http://tiongbahru.market/home
チョンバルマーケットは日本人の駐在員の奥様方も御用達の市場だそうで、
早朝から現地の人々がたくさん集まる、活気ある市場です。
冷蔵庫がほぼ空っぽの状態で焦っていた私は、今日が休みだと知った昨晩からチョンバる(チョンバルに行く)のを心待ちにしておりました。
が、今朝、寝坊しました。笑
いつもは8時半には着いているのですが、今日は着いたのが9時半だったため、お目当ての各ストール(お店のこと)にダッシュ。
ちなみに保冷剤と保冷バックは必須です。
ですが、シンガポールでは買い物をした際に保冷剤をつけてくれるお店は滅多にありません。
私はIONオーチャードにあるダイソーで買いました。
(こちらのダイソーは全品S$2)
では、ここからは私のお気に入りのストールを紹介していきます。
鶏肉はこのストールです。(ストール番号:01-171)
良質なカンポンチキンが手に入ります。
多くの日本人の方がここで買い物をするため、店員さんはそれぞれの部位を日本語で言えます。
私は低カロリー高たんぱくの胸肉やささみを主に買いますが、たまに手羽先やミンチも買います。
人気のお店なので、9時頃には殆ど何も残っていない時も。もも肉は即行でなくなります。
今日はギリギリセーフで胸肉を約600g購入。(S$8.40)
豚肉はここ。(1-167)
おじちゃんはいつも日本人だとわかると「トンカツ?しゃぶしゃぶ?」と笑顔で挨拶してくれます。
今日は「ヒレ肉300gちょうだい~」と言うと、
「特別!おまけ!」と言って、330g入れて1$ほどまけてくれました。(S$7.50)
いつも好みの厚さにスライスしてくれます。
ありがとう、おじちゃん。
お次は魚。(01-146)
お魚はこのPAN'S FISHで買います。
いつもは2つ分のストールですが、今日は遅かったので片方しか開いてませんでした。
ちなみここのサーモン(S$10)は絶品です。
今日は白身魚が食べたい気分だったので、おススメを聞くと「タイ!スズキ!」と答えてくれました。
サバ一匹(S$4)と鯛(S$10)を購入。
いつもサバは2枚に卸してもらって、帰ってさらに3枚に卸すのですが、モデルアパートにある刃こぼれした包丁で綺麗に捌くのは至難の業。
3枚に卸してもらえるという情報を入手したので、頼むとおじちゃんは「3? OK!」と言ってくれました。
鯛も4切れにカット。ありがたや。
野菜はここ。(ストール番号不明)
入ってすぐのところにあります。いつも混み合ってるので、それが目印。
ここはスーパーより断然安いです。
始めは一つ一つの産地と値段を聞いていましたが、山ほど買っても値段が安いので、最近はポイポイかごに入れてます。
産地が気になる人は、最後にまとめて聞くほうが早いかもしれません。
ここはお会計の時、いつもおばちゃんが笑顔で「コリアンダー!」と言ってパクチーをおまけで入れてくれるのですが、私はパクチーが苦手です。笑
「ごめん、おばちゃん。私パクチー食べれへんねん~」と言うと、おばちゃんは「オーケー!グリーンオニオン!」と言って代わりにネギを入れてくれます。
そしてこの流れが今のところお会計の度に繰り返されています。笑
いつか「グリーンオニオン!」が最初に聞けるその時まで、私はこのストールに通い続けたいと思います。はい。
豆腐などはこの店で買います。(01-48)
「豆腐一丁と、もやし2掴み分ちょうだい~」というと
「おまけな!」といっておっちゃんが3掴み分入れてくれました。(S$1.40)
ありがとう、おじちゃん。(その2)
市場には他にも果物、牛肉、乾物、花、日用品のお店などたくさんのストールがありますが、持ってきた買い物袋がパンパンになったので買い物終了。
実はチョンバルマーケットの上にはチョンバルフードセンターという食事処があります。
ここには美味しいストールがたくさん。
買い物の後にここでブランチを食べるのがお決まりの流れです。
今日はこの肉まんが有名な点心のお店で、小ぶりの肉まんと
この店で大好きな豆花を購入。
どちらも人気店で朝は行列ができてます。
英語のサイトですが、人気のストールがわかりやすく紹介されているのでご参考までに。
danielfooddiary.com
コーヒーも頼んで、のんびりと食事。幸せなひと時です。
帰って、各食材の下処理をし、小分けにする作業に取り掛かります。
クーラーも扇風機もないキッチンでするこの作業は苦行でしかない。笑
でも今日はサバを三枚に卸すという一大イベントがないから楽やな~
なんて思いながら、サバを袋から出すと...
いや、二枚おろしですやん!!!おっちゃん!笑
なんでOKって言ったの~、と心の中で唱えながら、全然切れない包丁で今日もせっせと卸しましたとさ。
この適当さがチョンバル流。
The チョンバルスタイル。
時々特有の緩さを発揮するもありますが、その適当さも含めて、私はチョンバルマーケットが好きです。
朝から人々の活気を感じ、新鮮な食材に囲まれ、何よりおじちゃんとおばちゃんの優しさに触れて心を癒しています。
そしてこれからもお気に入りのストールを探し続けようと思います。
みなさんもシンガポールに来た際は是非ともチョンバルマーケット及び、チョンバルフードセンターに足を運んでみてください。
ちなみに市場は月曜日が定休日らしいのでお気をつけて。
以上、我が心の聖地、チョンバルマーケットの紹介でした。
Tiong Bahru, forever.
ーーー チョンバルよ、永遠に...
ではっ