WORLD CLASS
こんばんは。
声が枯れて治りません、SHIZUKIです。
先週の出来事は未だ執筆中で、
時間がかかりそうなので、後日更新します。
ごめんなさい。笑
今回は今日一日の様子をサクッと書きます。
9/17 (MON)
今日は朝から世界的に有名なハイファッションブランドのショーのキャスティング。
キャスティングに呼んでいただけるだけでありがたいレベル。
会場の少し手前から既に大人数のモデルが見える…
中にもいるいる
最終的にこのフロアがモデルで埋め尽くされるほど集まっていました。
キャスティングは写真を撮った後に別室に呼ばれ、そこでウォーキングをするという流れ。
先に背の高いモデル(180cmくらい)が数名選ばれて、別室に移動していく。
その後、事務所ごとに移動する様子。
この間の仕事で仲良くなった同じ事務所のシンガポール人のモデルの子と話しながら順番を待つ。
順番がきて移動すると、別室にはミラノからきたディレクターらしき男性が前に座っている。
そして、3名ほどのモデルが奥で待機していて、移動してきた他のモデルたちは反対側で列を成して自分の番を待っていた。
ウォーキングは、ヒールなしでワンウォーク(トップまで行って帰ること)。
ディレクターの指示があれば、ヒールありでもうワンウォーク。
そして気に入れば、奥で待機。という流れ。
だいたいのモデルが、ヒールなしのワンウォークで
“Thank you.”
と言われて、退散していく。
なかにはツーウォーク目に進むが、
身長が低い(175cmくらい)と言われて帰らされる子も。
これは厳しいな…と観察していると、
自分の番が来る。
いざ、ヒールなしの渾身のワンウォーク。
“Thank you.”
はい、秒殺。
気を取り直し、お昼を食べ、次のキャスティングへ。
1時間ほどかけて移動。
次はアメリカの有名ファッションブランドのイベントのキャスティング。
ヘアケア製品のブランドとのコラボレーションイベントで、ファッションショーと同時にヘアショーもすると説明を受ける。
まずはルックを渡され、フィッティング。
さすが着心地が違う。
簡単な撮影と質疑応答で終了。
その後、明日のキャスティングはコンポジ(コンポジットカードの略)がたくさんいるよ、とマネージャーから連絡が入ったので、
事務所にプリントしに行く。
すると、こちらで出会った日本人モデルのYukoさんから、モンゴル人モデルのViviさんと事務所の近くで晩御飯を食べると連絡がきたので、ご一緒させてもらうことに。
お二人ともキャリアは長く、世界的に活躍し、たくさんの経験をしてきたモデルさん。
モデルの大先輩にあたる方々です。
「時間ないからフードコートでよい?」
と、Yukoさんに聞かれ、
「全然大丈夫です!お二人ともフードコートとか行かれるんですね〜」
と、ちょっとビックリしたら、
「よく行くよ!ローカルフード大好きだし、なんたって安いもんね!」
と、2人に笑顔で返される。
飾らない素敵な先輩たちに出会えて、本当にラッキーである。
食事中の会話は、やはりモデルの仕事について。
シンガポールのマーケットについてや、海外でモデル活動をすることの大変さ、アジアンモデルとコケージャンモデルの違いなど。
為になる話をたくさん聞かせていただいた。
お二人がその後に行く、英語でのプレゼンテーション法を学ぶスクールの体験に誘っていただいたが、
3時間のレッスンに集中できる気がしなかったので、その場で別れることに。
帰り際に
「なんでスクールに行くんですか?プレゼンテーション法って一見モデルの仕事に関係ないように思えるんですが…」
と、尋ねると
「新しいこと、ワクワクすることが大好きだから。気になったらなんでも挑戦しないとね!」
と答え、笑顔でスクールに向かう先輩たち。
その姿を見て、チャレンジ精神と向上心を常に忘れない姿勢が素敵だなぁ、と思う。
私もこういう魅力的な女性になりたいものである。
アパートの入口につくと、よく話す一個上の階に住むご近所さんが、犬の散歩に行くと言うのでついて行く。
名前はパッチ。
可愛くて癒される。
画質悪ぅ。笑
しかも暗くて、わかりませんね。笑
フワフワで人なっつこい子です。
散歩後、アパートで一息つくと、
こっちで仲良くなった日本人の友達から近くにいると連絡がきたので、
合流し、オーチャードのカフェに行く。
全く違う業界で働く2人だが、シンガポールでは珍しい同い年ということもあって、いつもついつい話し込んでしまう。
今夜もたくさん話して解散。
ちなみに私が住むモデルアパートメントからオーチャードまで徒歩10分くらいです。便利。最高。ありがとう。
その後テクテク歩いて帰宅し、現在に至る。
今日は色々な人に会ったなぁと考えながら、
1カ月で知り合いや友達が増えたもんだと実感する。
素敵な出会いばかりで本当に感謝しかない。
シンガポールにいたら、チャンスはたくさんあるで
以前、こっちで暮らす先輩に言われた言葉をふと思い出す。
明日のキャスティングは一本。
有名ホテルのブライダルショー。
今は自分のできることを全力でやるしかない。
世界の壁はまだまだ高い。